FX投資の振り返りからの投資スタンス ~ゆったり、のんびりがコツ

はるきちのFX投資は、基本的に「ゆったり、のんびり」です。

朝のニュースでも「為替相場が大きく円高に動いた」というようなことが話題になったりするので、為替相場は動きが荒い印象をお持ちかと思います。
また、FX投資というとレバレッジをかけることで短期間に何度も取引して収益があげていく「ハイリスク・ハイリターン」や「デイトレード」といった忙しい投資と思っている方も多いと思います。

そんな相場での投資に「ゆったり、のんびりで大丈夫?」と思う方もいらっしゃるでしょう。ですが、この「ゆったり、のんびり」が勝つコツのひとつではないかと思っています。

FX投資の振り返り ~失敗体験と成功体験

はるきちが十数年前にFXに興味を持った理由を思い起こすと、「24時間取引可能」「リアルタイム情報配信」という点がありました。

当時も株を2~3銘柄持っていましたが、仕事が忙しく市場が動いている間に株価をチェックしたり注文できるような状況ではありませんでした。今は、スマホで仕事の合間にチェックして注文という方もいますよね。ですがそんな環境はなく、帰りの電車で夕刊紙の株価欄や記事を見て一喜一憂という感じでした。金融系SEだったこともありまして機関投資家のトレーディング環境を見たことがあるのですが、「自分もリアルタイムにチャートや板を見て注文をしてみたい。」と思っていました。そしてそれがFX投資なら「自宅でディーラーみたいな環境で売買ができるし・・・そうすば勝てる・・・」と思い口座開設したのを覚えています。

残念ながら勇んで夜更かししてまでやったデイトレードの真似事ですが、継続的に利益を出せるようなこともなく、何回か振り込んだ証拠金を失ったところで終わりました。FX投資手法について何の経験も勉強もしていませんでしたので当たり前ですね。大やけどをしないで済んで運が良かったです。

もうひとつFX投資で関心を持っていたのは「スワップ派」というFX投資でした。
当時、スワップ派サラリーマン(通称:スワサラ)さんというブログなどがあり、取引の状況などを発信されていました。毎日不労所得のように入ってくるなんて面白いと思いました。

FXでは通貨間の金利差によって生じるスワップが毎日やり取りされます。通貨間の金利差によって受け取りになるか支払いになるかが決まりますが、受け取りになるポジションを作って日々のスワップを獲得していこうという投資がスワップ派です。
各FX業者さんで、スワップカレンダーとして日々のスワップ額が公開されています。こちらは、インヴァスト証券さんのトライオートFXでのスワップカレンダーです。

スワップカレンダーの例
2017年9月ですが、米ドル/円、英ポンド/円、豪ドル円では、買はスワップ受け取りで売はスワップ支払い、逆にユーロ/円では買が支払い、売が受け取りです。1万単位でのスワップ額です。
例えば、豪ドル/円の買は50円受け取り(2017/9/1分)ですので、10万単位のポジションを持っていれば500円分のスワップを受け取れることになります。一方リスクとしては、買い持ちの豪ドル/円が下がってしまうとポジション自体の評価損を抱えることになります。

このスワップ派を目論んで、スワップが高いと宣伝していたFX業者さんで口座開設の準備をしていたところで起きたのが2008年10月のクロス円の大暴落です。

AUDJPYチャート豪ドル/円長期チャート(Yahoo Japan Financeより)

このチャートでは、丁度2009の数字に向かって大きく下がって言っているのがわかります。2008年9月のリーマンショック後に、もう一段大きく豪ドル、NZドルなどの通貨が下がりました。

もたもたと口座開設手続きをしているうちに生じた状況ですので、まったくの偶然ですがこのタイミングにポジションを持つことができました。いわゆる「お宝ポジション」です。
良いタイミングでポジションを持てたおかげで、その後ロスカットの心配なく放っておくことができました。2~3年取引もせず口座を見ないこともあったくらいです。ただ、スワップを継続してもらっている口座があることで、このパターンを再現する、拡大するにはどうするのが良いかと自分なり考えることもできました。

お宝ポジションの威力

実際のポジションです。
こちらはインヴァスト証券のくりっく365の口座ですが、別証券会社の店頭FXの口座にも同程度の規模があります。

お宝ポジションのFX口座

この評価損益相当額の部分はタイミングによる運なのですが、スワップポイント相当額も積み重ねると馬鹿にできない額になりました。最近でも、1日500円弱のスワップポイントが生じています。

このスワップポイント相当額の余裕があるため、この口座には最低限の証拠金しか入れていませんし、少し余裕ができたので2015年からは豪ドル/米ドル、NZドル/米ドルにて新たなお宝ポジション構築について試してみることができました。

はるきちのFX投資スタンスのまとめ

はるきちにとっては、基本的に「ゆったり、のんびり」が勝つコツのひとつということになります。もう少し具体的に書くと、以下の通りです。

  • 長期でポジションを持つ
    基本的には長期間ポジションを維持して、評価益、スワップ益の積み上げを狙うスタンスです。ですので、損切りしないで済むポジション、資金管理を目指します
  • 高い価格レンジでポジションを作らない
    豪ドル/円では、85円以下でポジションを作りたいです。米ドル/円であれば、100円以下で考えます。
  • スワップ受け取り側でポジションを持つ
    スワップを受け取りながら長期で維持することで、価格変動に強いポジション化していきます。スワップの支払い側での取引は特別な状況以外では考えません。
  • 低レバレッジで取引
    長期で維持しますので、レバレッジは3倍以下に抑えています。その方が気持ちも楽になります。
  • 通貨組み合わせは、安定感のある国の通貨に絞る
    今は、米ドル、豪ドル、NZドル、円の組み合わせを中心にしています。高金利の新興国通貨(南アフリカランド、トルコリラなど)は、スワップも高いのですが通貨が切り下がっていくリスクが結構あります。南アフリカランドは損切りしたこともありますし、ポジションを作る際にも慎重にやることにしています。

もうひとつ追加すると、この気持ちが重要です。

  • 目標レンジに下がってきても慌てて思いっきり買わない
    豪ドル/円、米ドル/円などの為替レートですが、上がる場合より下がる場合の方がスピードが速い傾向があります。目標レンジに入ったら軽く買い、下がったら次のレンジでまた買える、さらに下がってもその次のレンジでも買える、といった余裕を持った資金配分の作戦がいいですね。

前回書いたこれから目指す資産運用方針の記事でのはるきちのFX投資分類の中では、お宝ポジション構築とトラリピ系は、この方針に沿って取引をして利益を出せて来ています。

「いいたいことは分かるけど、こんなスタンスじゃ取引する機会がない」と思われるかもしれませんが、為替相場の変動は結構あるのでチャンスはのんびり待ては結構あります。それに関連する記事は、また書きたいと思います。

今回は、長文にお付き合いいただきありがとうございました。

はるきち